横濱異文化記憶帳:町田昌弘

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この写真集は、横浜を代表する写真家、町田昌弘さんが、二冊目に出した写真集です。

「自分の目に映る横浜より横濱らしい写真だ!」 1冊目の写真集でも同じことを書いたのですが、やっぱり私にとって町田さんの写真は。「横浜」→「横濱」の変換器なのです。

1859年(安政6)年に横浜が開港し、異文化が入ってきた。その当時からのエキゾチック感が、横濱にはしみついています。そんな横濱に魅了され、憧れて見てきた横濱も、今では何となく日本の大都市のひとつであり、人気の観光地も関内、山下、元町、山手、本牧から、みなとみらい地区に移っています。

開港時代、異文化が入った横濱のエキゾチック感は、既に想い出の中にあると思っていました。ところが、町田さんの写真を見ると、今の関内、山下、元町、山手、本牧にも、まさに魅了されて憧れていたエキゾチック感が見えるのです。それも、普段から見覚えのある場所もあるのに、町田さんの写真は全く違う視点から見せてくれて、改めて自分自身で横濱のエキゾチック感を忘れていると反省します。

【帯】
私の大好きな作家:山崎洋子さんも写真集の序文で「魅惑の眼差」を書かれています。

「横濱を彩る”異文化”へのオマージュ」
たとえば山手の洋館、外人墓地、ホテルニューグランド、波止場、中華街・・・・・。
これがもう、どの写真もドキドキするほどエキゾチック、本書のタイトルどおり「異文化」が息づいています。(序文より)

作家 山崎 洋子

横濱の魅力は「異文化」にある。外国船で華やぐ波止場、大陸の文物が躍動する中華街、舶来の品々が香り立つ元町、山手の瀟洒な西洋館や教会、異国の土となったエトランジェたちの墓標、フェンスの向こうの米軍ハウス、世界の酒瓶が並ぶ酒場など、聖なるものからポップなものまでさまざまな「異文化」へのオマージュ。横濱に生まれ育った著者が撮りためてきた、横濱写真集の第2弾!!

「昔の横濱は良かったな~」と思っている方。是非、町田さんの写真を見て今の横濱も見方次第では、まだまだエキゾチックでドキドキと心が躍る横濱が見えてくると思います。そして、また横濱の霧笛を聞きながらホテルのBARでグラスを傾けてみませんか?

町田昌弘(2020)『横濱異文化記憶帳』 日本カメラ社.

ホームページで、写真集の他の作品も下記のサイトで覧になれます。

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撮影者:町田昌弘 YOKOHAMA LIGHTHOUSE

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